(2018.10.19)
僕が17歳の頃、友人5人で栃木県の大平山へ走りに行きました!
50ccが2台、250ccが2台、そしてNSR80というバイク構成でした!
僕がRG50ガンマ、もう一台がMBX50!
他の3人の友人は中型免許を取得していたのでとても羨ましかったですねー。
原付は僕ら2台だけだったので少し悔しかったのを覚えています・・・・。
峠に入るなりまた競争になりました!(良い子はマネしちゃだめだめ!)
単車2台が峠に入るなり一気に加速・・・
NSR80も加速を!
僕ら原付の2台は、あっさり置いてけぼりをくらい二人仲良くランデブー走行!
当時売られていたNSR80は本当に早かった!
もし今バイク屋でNSR80をみつけたら購入しちゃうかもしれないほどもう一回所有してみたいバイク。
太平山にまだ来たばかりなのに友人3人はあっという間にいってしまったので残された僕らは流して走っていました。 「あ〜、中型免許ほしいな〜」なんて思いながら右コーナーを曲がっていると目の前の路上でNSR80が横になっている・・・
「えっ!」とコーナーにあった標識の下でNSRに乗っている友人が肩を抑えてうずくまっていた・・・・。
2台の単車は先行を走っていたのでこの事故に気が付かずに先へ行ってしまっていたので僕ら2人は急いでバイクを道の端に止め、彼のもとへと走っていきました・・・。
彼は、左肩を抑えながら「肩が抜けた〜」と顔をゆがめていた・・・
彼の左肩は完全に抜けていた・・・
「肩を引っ張ってはめてくれっ!」と僕たちに言うので二人で外れた肩をはめようと必死になった。
「いて〜、痛い〜」と苦しむ友人・・・。
3人で肩と格闘していると、単車の友人二人が僕らが来ないので心配して戻って来ました。 みんなで救急車を呼ぼうとしたのだけど当時、携帯電話なんてない時代、近くに公衆電話や民家が無かったので単車に乗っている一人の友人が
「2ケツで病院へ連れていく!」とケガした彼を乗せてふもとの病院へ連れて行きました…。 残された僕たちは彼らが戻ってくるのを事故現場で待ちました。
しばらくすると彼らが戻ってきました!
NSRの彼の肩には包帯が巻かれていました。 幸い骨折はしていなかったので大事には至らずにすみ皆「ホッ」としました・・がまだ一つ問題が残っていました!
NSRの彼がどうやって家に帰るか・、NSRはハンドルが曲がってフロントカウルが少し割れていましたが、
幸いにもエンジンは問題なかったので彼は「運転して帰る」と肩に包帯を巻いたままバイクにまたがり僕と一緒に帰っていきました・・・。
クラッチを握るたびに顔を歪めていた彼・・。休み休みゆっくりと自宅をめざして走ったことを今でも思い出します・・・。