先日、アドベンチャーバイクのスーパーテネレでツーリング中、ハンドル周りから「ガシャガシャッ」と異音が発生。「何だろうと?」と思いながらそのまま帰宅したらあらびっくり!
テネレのウインドスクリーンの高さを調整するネジ一本が無くなっていました!(ショック)。
3Dプリンターで無くなった部品を作ることにしました。
部品自体、簡単な作りなのでサクッと作れるでしょう!
これが無くなった部品、円形状の真ん中にM6のタップが切れているだけの部品です。作るの簡単でしょ?
一回目の設計は、こんな感じにしました。 指でつまんで回すのでネジを回しやすいようにギザギザをつけてみました。
M6のタップは直接ネジにタップ立てても良いかなーなんて思いましたがM6のナットの形状を部品の上からザグって接着剤でとめることにしました。
プリントしてみると設計したギザギザ部分の深さが浅すぎてツルツルだったのでこの案は却下!
今度はネジを回しやすいように4か所でっぱりをつけました。プリントしてみて「これでいいかな?」なんて思いましたが、M6ナットを接着剤で固定しただけだとナットが取れる心配があるのでこの形状もボツに・・・。
ということで、ナットを部品に埋め込むことにしました。埋め込むプリントの仕方は簡単でナットの厚みよりもプリント位置が高いところでプリントが止まり、ナットを部品に入れたら再プリントするだけです。
プリントした部品。
上の写真のBの形状が完成品! ですが色が緑なので再度グレーカラーで再プリントしました! 黒のフィラメントはありませ〜ん。
さっそく取り付けです!
ちょっとプリントした部品がグレーなので見えにくいですが完成です! まあ、簡単な作りなので設計も楽でした。 本当はもう少しましな形状にしたかったけど今回はこれで良きとします。
そうそう、最後にフィラメントの材質ですが、グレーはABSで、緑がPLAです。 個人的にはPLAのほうがプリントしやすいので好きです。
3Dプリンターは、ちょっとした物が作れるので便利ですねー。 また何かプリントしたいと思います。